Fラン大学生は自衛隊を目指すな!【現役面接官からの警告】

こんにちは、人生マガジンです。


前回の記事では、Fラン大学生が世間からバカにされる理由を解説しました。


今回は、Fラン大学生が一発逆転を狙って自衛隊を目指さないほうがいいお話をします。


自衛隊員は給与が一般企業以上ありますが、その現実は甘くないことをお伝えします。

自衛隊に入隊するには


自衛隊に入隊する心構えなどを紹介します。

Fラン大学生が目指す幹部自衛官コース


幹部自衛官になるためには、いくつかのパターンがあります。なおこの記事では、「自衛隊に入隊する」=「幹部候補生になる」という定義で話しています。(厳密には少し違いますが、わかりやすくするためです。)


Fラン大学から幹部自衛官になる現実的な方法は、次の3パターンです。どのパターンでも、最終目標である幹部自衛官にたどり着きます。

●一般曹候補生

●自衛官候補生

●幹部候補生


これ以外にも、いくつかのパターンがあります。例えば、防衛大学校に入学して自衛官になる方法や、予備自衛官補になるなどです。


ただ、Fラン大学生が自衛隊を目指す場合、一般企業に就職するような感じで幹部自衛官になって、給与をもらい、定年まで働きたいと思います。


そのため、上の3つのパターンを紹介しました。なお、最短で幹部自衛官になるには、3パターンのうち幹部候補生コース(1年間)が一番早くなれます。


ただし、幹部候補生として採用されて定年まで働くのは、一般企業に就職するよりも厳しいです。

競争倍率が激しすぎる


最短で幹部自衛官になれる幹部候補生ですが、競争倍率が激しいです。

2017年 自衛隊幹部候補生

●応募者数 5436人

●合格者数 317人

●合格率 5.8%

参考「JQOS.kp 自衛隊幹部候補生(陸・海・空)


なお女子のほうが男子よりも受験する人が極端に少ないです。そのため、女子のほうが幹部自衛官になりやすいそうです。


分かりやすく言うと、高校の40人のクラスで合格するのは2人だけです。競争を避けてきたFラン大学生にとって超難関です。


ただし、自衛官候補生の場合、Fラン大学なみに定員割れをしているので、はるかに入隊しやすくなります。(自衛官候補生から幹部自衛官になるには、幹部自衛官の試験に合格する必要があります)


自衛官候補生は契約期間限定の国家公務員となりますが、任期終了後は一般企業の就職率が100%になるそうです。参考「エン転職 自衛官候補生◎特別なスキルや知識はいっさい不問です!


そのため、幹部候補生の試験を受ける人の中には、併願して一般曹候補生や自衛官候補生を受ける人もいるそうです。


ちなみに、私の1歳年上の女性の先輩は、一般企業の内定を貰わずに、幹部候補生の試験だけ受けて、今は横須賀基地に配属されています。

突きつけられる現実


競争倍率が高すぎる自衛隊幹部候補生ですが、筆記試験で10分の1にまで絞られます。


一次試験の筆記試験の内容ですが、普通の公務員試験です。ただし、今まで勉強してこなかったFラン大学生には厳しいと思われます。


1次試験を合格するには、6~7割以上はほしいところです。

面接は公務員試験に似ている


面接は、一般の公務員試験と同じに近いです。


2次試験には面接以外にも、小論文や身体検査があります。パイロットを目指さない限り、身体検査には落ちないと思います。パイロットの場合、裸眼視力が0.2以上が必要です。


面接の内容ですが、幹部自衛官になりたい理由や、自衛官になって何をしたいかなどを聞かれます。一般企業の面接に近い部分があります。


公務員試験の面接は一般企業の面接と違い、事前にきちんと面接の特訓をすれば、合格するそうです。一般企業の場合、運もありますが、公務員試験の面接では、運は関係ありません。

幹部候補生になっても


幹部候補生の大変な部分を見ていきます。

命の危険


日本の自衛隊は、他国の軍隊に比べて、死傷者を出していません。米兵の場合、ベトナム戦争で多数の死者を出し、大変問題になりました。


しかし、2003年に成立したイラク特措法でイラク派遣に行った自衛隊員のうち、事故や病死や自殺などを含めると35名が死亡しています。


特に、自殺する自衛隊員の数が多く、精神的なストレス症候群(PTSD)が原因だと思われます。特に、人生から逃げてきたFラン大学生は、発症しそうです。


また、南スーダンやハイチなどといった紛争地域にも自衛隊員は派遣されています。その他にも、ソマリア沖での海賊の監視や東シナ海での中国の領有権問題があり、いつ武力衝突があるのかわかりません。


さらに、アメリカ軍に頼っている日本の現実や、日本国憲法を改憲しようという流れがあります。そのため、国の方針次第で命の危険にさらされるのが、自衛隊員です。

肉体・精神的な問題


先ほども紹介した通り、イラク派遣された自衛隊員のうち35名が命を落としています。そのため、肉体的にも精神的にも厳しいのが自衛隊員です。


また紛争地帯に配属されていないときは、訓練が欠かさずあります。自衛隊の仕事=訓練だと思っていただければと思います。


その訓練ですが、10キロ以上走ったり、ほふく前進をやったりするわけです。また、朝6時に起床して17時に訓練が終わり、23時まで自由時間があります。


また、何かあると連帯責任で全員で腕立て伏せをやらなければいけません。点呼の時間に間に合わなかったり、部屋が整頓されていなかったなどが原因です。


さらに、特別な用事がなければ自由時間でも外出ができません。そのため、仕事終わったからどっか行くか―というわけにはいきません。

息抜きできないのか


先ほども紹介した通り、自由時間でも外出が禁止されているので、一日中拘束されているようなものです。


さらに海上自衛隊は遠洋航海をする場合があります。その期間は電波が通らないのでスマートフォンが使用できません。


自衛隊の基地内では、土日と祝日が休みであり、休日はスマートフォンでゲームをする姿が見られます。


また潜水艦の訓練を受けている際には、電波が通らないので、スマートフォンでオンラインゲームをすることは不可能です。それが原因で、海上自衛隊の志願者が減少しています。


基地内にいれば休日は息抜きができますが、普通のサラリーマンのように自由な時間はあまりありません。

国を守りたい人が向いている


当たり前ですが、自衛隊に入隊して長続きする人は、国を守るんだという強い意志がある人だと思います。


そうでない限り、自衛隊に入隊するのはやめておいたほうがいいです。自分の命よりも民間人の命を守るんだという強い意志の持ち主が自衛隊に選ばれます。


Fラン大学生の場合、給料が高いからだとか、合コンでモテるからとかいう理由で、自衛隊に入隊すると悲惨な目にあいます。


私の1歳年上の女性の先輩は横須賀基地で、海上自衛隊員として働いていますが、もともとFラン大卒です。


ただし、その先輩は海上自衛隊になるために、大学在学中に自衛隊の訓練などを受けていました。


そのため、もし自衛隊に入隊したいのなら、大学在学中に自衛隊の訓練を受けるべきだと思います。