こんにちは、人生マガジンです。
前回の記事では、Fラン大学生が継続して取り組む方法を解説しました。
今回の記事では、なぜFラン大学生が留年するのかについて解説します。
留年する原因は学生にあり

Fラン大学生が留年する理由を紹介します。
テストで不合格で留年
圧倒的に多いのが、テストで不合格のため、留年するケースです。
大学4年生の秋学期の最後のテストで、不合格になってしまい、留年してしまいます。
たった1単位でも卒業可能単位数に足りていなければ、卒業できません。Fランであっても、国公立大学であっても同様です。
私の場合、大学3年生の時点で、卒業必要単位数を4単位上回っていました。ただし、留年が確定しそうな学生は、残り単位40単位でした。
そもそも、大学4年生の最後のテストは、多くの学生は遊んでいるはずです。そしかし、テスト勉強をする必要があるため、卒業旅行がつぶれてしまいます。
卒業論文で不合格で留年
卒業論文で不合格になって、留年するケースも多いです。
ただし、Fラン大学の卒業論文は、審査が甘すぎます。そのため、卒業論文を提出したのに不合格になるケースは圧倒的に少ないです。
一番よくあるパターンが、卒業論文の提出締切日に間に合わなかったケースです。卒業論文の提出遅れの場合、教授に土下座しても難しい場合が多いです。
私の大学では、教務課が卒業論文の提出場所でした。教務課は1分でも遅れたら、卒業論文を受け付けません。
そのため、多くの学生が苦い思いをした歴史があります。
教授に提出するケースなら、何とか提出期限遅れを目をつぶってくれる場合があります。
しかし、教務課など教授以外に提出する必要がある場合、土下座しても無駄です。
彼らは、何十人とそのような学生を見てきており、一人だけ特別扱いするわけにはいかないからです。
取得科目が全く足りなくて不合格で留年
取得単位が全く足りなくて、卒業できないケースもあります。主に1年生や2年生で学校に全く来なくなると、そのようなケースになりやすいです。
単位科目数が数十単位足りないケースがFラン大学生に多くあります。完全に社会を舐め切っています。
●1年生 遊び・アルバイト
●2年生 遊び・アルバイト
●3年生 遊び・アルバイト・勉強
●4年生 遊び・アルバイト・勉強
そのため、肝心の4年生になっても、就職活動をする時間がありません。そのため、1・2年生に混じって必修科目を受ける羽目になります。
もちろん、就職できるはずもなく、ずるずると大学に5年間以上いる羽目になります。
就職を避けるために留年
就職を避けるために、意図的に留年するケースがあります。
このようなケースでは、せっかく単位が足りていても、教授に頼んで、卒業論文を不合格にしてもらうケースがあります。
既卒扱いにならずに、新卒扱いになると安易に考えているケースです。
Fラン大学生の場合、就職したくないから、その逃げ道として就職留年します。
私は現役面接官ですが、Fラン大学生の就職留年はバレバレです。もしFラン大学生が、就職留年をして受けに来たら、書類選考で落とします。
せっかく卒業できるはずなので、留年せずに就職するべきです。Fラン大学の場合、留年することは、地獄に落ちることにつながります。
Fラン大学生は留年しちゃダメ

留年しないで卒業するのは、当たり前です。
テストで合格すればいい
Fラン大学生の場合、テストで合格すれば、留年をしなくて済みます。
テスト1か月前から勉強することはもちろんです。また、簡単だからと舐めないで、前の席のほうに座り、きちんと講義を受講するべきです。
簡単だからと舐めていますが、Fラン大学にしか受からなかったのは、そのような舐めた態度が原因の一つとしてあります。
気を緩めないで、しっかりと授業を聞きましょう。
卒業論文は余裕を持て
卒業論文は、余裕をもって提出しましょう。理想は、卒業論文締切日の2週間前までです。
私は、卒業論文を大学内で1番早く提出しました。そのため、卒業論文受付初日に、教務課の人が、提出用のハンコの日付を操作していました。
私みたいに受付初日に提出してくださいとは言いませんが、できるだけ早く提出するべきです。
卒業論文の提出が間に合わなくなるケースはいろいろあります。その共通点が、当日や数日前までに提出しようとしていたケースです。
●プリンターや印刷機が壊れた
●USBに保存してあったものがファイルごと消えていた
●大雪
●電車が遅れてしまった
毎年Fラン大学だけではなくて、他の大学でも学生の悲鳴が聞こえてきます。悲鳴が聞こえたところで、誰も助けてくれません。
普段は優しい教務課の人も、困ったことがあったら助けてくれる教授も、卒業論文の遅れだけは、絶対に受け付けてもらえません。(優しい教授ならまだ可能性あり)
そのため、提出締切日の2週間前までに提出するのが理想だと言えます。
Fラン大学はフル単が当たり前
Fラン大学では、フル単が当たり前に取得できます。おそらく、普通の大学生が一夜漬けすれば解けるような内容です。
そんなFラン大学のテストですが、Fラン大学生が一夜漬けをすると、撃沈します。なぜなら、Fラン大学にしか受からなかったからです。
Fラン大学生が解けるような内容の試験ばかりですが、きちんと勉強しなければ不合格になります。
毎日毎日講義にきちんと出席し、勉強をすれば問題ありません。
ただし、毎日講義に出ることなく、家でネトゲやアルバイトばかりの生活になってくると、留年する確率が一気に高くなります。
何回も言うけど4年生で就職しろ
何回も言いますが、Fラン大学生は留年せずに就職するべきです。ただでさえ不利な立場であるFラン大学生が留年なんかしたら、受け入れてもらえません。
大学には楽しいことがたくさんあります。たくさんありますが、大学に行く本来の目的は、大学内できちんと勉強をすることだったはずです。
そんなことができない大学生を受け入れてくれる企業は圧倒的に少なくなります。そのような学生は、ブラック企業でも敬遠します。
私の大学でも留年する人の割合は、全学部の1割ほどです。その多くが大学生活を舐めていたからだと言えます。
留年をすると人事担当者から「なんで留年したのか」と聞かれます。
Fラン大学生の場合は、「(Fラン大学は誰でも入れる大学なのに)なんで留年したの」と思われているはずです。
そう思われた時点で、面接に合格するのは至難の業です。どうやって留年したことを、誤魔化そうかと考える前に、留年しないことを目標にしてください。
Fラン大学生の留年の誤魔化しは99%バレます。他の人から見ると、面白いほどにバレバレです。
就職活動で聞かれたくない質問に「何で留年したのか」という質問があります。留年しなければ、そのような質問は絶対に来ません。
繰り返しますが、Fラン大学生は留年しないでください。