学歴フィルターは嘘?!大企業にFランがいない本当の理由

こんにちは、人生マガジンです。


前回の記事では学歴フィルターの実態について見てきました。下の記事もご覧ください。



なぜ多くの大企業で、高学歴ばかりが集まるのでしょうか?


「学歴フィルターがあるから」と思われたかもしれません。しかし、学歴フィルターがあまり機能していない大企業でも、新卒は高学歴ばかりになります。


今回も、現役面接官がその謎について徹底的に解決していきます。


(※この記事ではFラン大学生の傾向を書いています。すべてのFラン大学生が当てはまるわけではありません。)

学歴フィルターの謎


面接に落ちたのは、本当に低学歴が原因だからでしょうか。

書類選考通過=学歴フィルター突破


多くの大企業では、書類選考の時点で学歴フィルターを使います。ただし、会ってみたい学生なら、低学歴であっても通過させます。

●応募書類→ボーダー以下の学生のESは読まない→おかしな文章がなければボーダー以上の学生は通過

●応募書類→全ての学生のESを読む→ボーダー以下の学生でも会ってみたければ通過させる

●応募書類→ほとんどの学生を通過させる→面接と提出書類、SPIなどで総合評価して合否を決める


ただし、学歴フィルター以外の書類選考をしている企業もあります。

ある大企業では、応募書類が届いた順番にA、B、C、Dに分けます。Aのみが、採用担当者に読まれる仕組みです。学歴は関係ありません。


この某大手企業の場合、「熱意がある学生は一番早く出してくるはずだ」という考えのもと、それを実行しています。


ただし、Open ESなどが多くの企業で導入され、郵送で応募書類を提出する企業は少なくなりました。


しかし、インターネットで応募するタイプのものも、締め切り時間ギリギリで提出すると、選考に進めない可能性があります。


私が人事部長なら、最終日と最終日の前日にインターネットで提出されたESは読まずに捨てます。

面接で落ちたのは学歴フィルターのせいなのか


先ほどの例のように、学歴フィルターは書類選考で使われます。そのため、書類選考で落ちたのなら、学歴フィルターが疑われます。


しかし、一次面接で落とされたのなら、学歴フィルターはほぼ関係ありません。おそらく、企業の求めている人材と違ったのでしょう。


学歴フィルターは、企業の採用をやりやすくするためにあります。そのため、面接に呼ばれた後は、学歴はほぼ関係なくなります。

学歴別採用数の影響


そうは言うものの、大企業には学歴別に枠が決まっている場合があります。

年間100人採用する大企業の場合

●東大・京大などの旧帝大・・・30人

●早慶・上智などの超名門私立大学・・・30人

●関関同立・MARCEHGなどの名門私立大学や地方国立大学・・・30人

●日東駒専以下の大学・・・10人


仮に面接の時点で日東駒専以下の就活生が30人いたとしましょう。30人全員に内定を与えるわけにはいかないので、20人は不採用にする可能性があります。


現実的には、30人全員がその企業にあった優秀な人材というのはあり得ません。そのため、面接まで進むと学歴はあまり考慮されなくなります。


ただ、旧帝大の学生がその企業に300人応募に来たとします。その場合、面接にほぼ全員がたどり着いたとしても、倍率は10倍になります。


そのため、日東駒専以下の大学生よりも難易度が高くなってしまうという「逆学歴フィルター」が発生します。

隠れ大企業でも高学歴ばかり


隠れ大企業(CKDやヤマザキマザック、エスケー化研など)でも面接に現れたのは、高学歴だけでした。

高学歴ばかりの面接会場


私は就活生の時に隠れ大企業ばかり受けた記憶があります。その場合でも、面接会場で見かけたのは高学歴層でした。


そのため、日東駒専以下の大学生とは全く会いませんでした。学歴フィルターがある場合でも、日東駒専以下の大学生の枠はあるはずです。


なぜ、そのようなおかしな現象が起こるのでしょうか。

大学の固定化


おそらくこの現象は、その大学層の思い込みがあるからだと思います。

●東大・京大・早慶の大学生→五大商社(三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠商事・丸紅)なら余裕で受かると考える→超大企業を中心に受ける

●旧帝大→キヤノン・デンソーレベルの企業なら受かりそう→その層の企業を中心に受ける

●関関同立・MARCEHG・地方国立大学→みんなが知らない大企業なら受かりそう→隠れ優良大企業を受ける


そのため、友達同士でも同じような企業にしかエントリーしなかった記憶があります。


なんでそんな隠れ優良企業を知っているのかと思いましたが、彼らも自分と同じような思考のもと行動しているからです。

Fランは面接で見かけない


Fラン大学生を面接で見かけなかった理由を解説します。

Fランの就活開始時期


Fランの大学生は他の大学生に比べて就職開始時期が遅い傾向があります。就職活動解禁の1か月前のそれぞれの学生の様子です。

●旧帝大以上→リクルーター面接

●関関同立・MARCEHG・地方国立大学→企業情報集め・SPIや玉手箱対策

●Fラン大生→家でゲーム


おおざっぱな内容になっていますが、おそらく大半の学生はそのような行動をしているでしょう。


そのため、旧帝大の場合、就職活動解禁前には内定を獲得している人がちらほら出てきます。


Fラン大学生の場合、就職活動に真剣に取り組む気はまだないようです。

就活開始時期が早ければ、たくさん失敗ができます。しかし、就活開始時期が遅くなると採用企業も減少するため、失敗できなくなります。


ただでさえ、Fラン大学生は学歴で不利になります。そのため、就職開始時期が遅くなるのは致命的です。


Fラン大学生が就職活動を本気で取り組もうとしている4年生の冬頃には、すでに大半の企業が採用を終了している可能性が高くなります。


Fラン大学生は今まで問題を先送りにしてきた人が多い傾向があります。そのため、就職活動も先延ばしにしてしまう傾向があります。

Fランの勝手な思い込み


Fラン大学生の勝手な思い込みも原因です。ただ、これは他の学生にも当てはまります。

●関関同立・MARCEHG・地方国立大学→キヤノン・デンソーは受からないからそこは受けるのやめよう

●Fラン大生→正社員は難しそうだから卒業したらフリーターになろう


実際に私もキヤノンやデンソーなどの就活生に人気な企業の企業は受けませんでした。他の友達も似たような感じでした。


おそらく、自分もまた勝手な思い込みで、超大企業をあまり受験しなかったのだと思います。Fラン大学生もまた、無意識のうちに勝手な思い込みで行動しています。


そのため、Fラン大学生でも入社できる可能性がゼロではないのに、面接会場にFラン大学生が現れない現象が発生します。

Fランは基礎学力が危うい


Fラン大学生は基礎学力が危うい人が大勢います。


厳しいことを言いますが、大学受験の際にきちんと勉強していればFラン大学には入学しなかったはずです。


Fラン大学生の履歴書やESを見ると、これは本当に大学生が書いた文章なのかと驚かされます。小学生レベル以下の学生が多いような気がします。

俺はチャリが得意。なんでというと、ガキの頃に乗り回したからです。


実際にこのような履歴書渡されたら、面接に呼ぶ気がなくなります。実際にどんな学生か気になりますが・・・


また、SPIや玉手箱のような企業で実施されるテストは、きちんと勉強さえすれば高得点をとることが可能です。

●SPI・・・中学レベルの四則演算、高校受験レベルの国語の文章

●玉手箱・・・図表の読み取りなど(大学時代にデータの分析をした学生なら問題ないレベル)

●企業独自の試験・・・中学レベルの計算問題、漢字の書き取りなど


ただし、名前を書けば入れる大学に入学した学生は、こういう簡単な問題に苦戦します。大学でも勉強していなかったはずです。


そのため、基礎学力が足りないせいで、筆記試験が突破できずに面接までたどり着けない可能性があります。


そのため、高校生の時にきちんと勉強してきた大学生しか面接会場に現れないという現象が起きます。


もし基礎学力に不安があるなら、早いうちに勉強することをオススメします。

Fランは学生時代に何もやっていない


Fラン大学生の中には部活動やアルバイトに取り組むことなく、だらだらと家でネット生活を送ってきた人が大勢います。


そのため、履歴書やエントリーシートに書けるような内容がなくなります。スマートフォンのソーシャルゲームやニコ動などのことを書くわけにはいきません。


大きなゲーム大会で優勝したならば話が別ですが、世界大会を目指しているほど本気でプレーをしていないはずです。


そのため、エントリーシートに書くことがなくて、書類選考の時点で終了します。


せめてFラン大学生は何らかのアルバイトをやるべきです。アルバイトをやっていれば、そのことをエントリーシートに書けます。