学歴フィルターはある?!現役面接官が世間の嘘と本当をガチで話します

こんにちは、人生マガジンです。


私は面接官として多くの学生を見てきました。そのため、就職活動に関して、他の人よりも詳しい自信があります。


就職活動と言えば、必ずと言っていいほど話題になる「学歴フィルター」というワードがあります。一回は耳にしたことがあるのではないでしょうか。


今回は、学歴フィルターに焦点をあてて、話していきます。

就活生を惑わす学歴フィルター

学歴の定義


学歴は2パターンの意味があります。学歴をしっかりと定義しておきたいので、ここでは学歴の意味をしっかり確認します。

・中卒、高卒、大卒などの卒歴での学歴

・東京大学、早稲田大学、MARCH、日東駒専、Fランなどの大学の知名度での学歴


学歴には2種類あり、おそらくあなたが知りたいのは大学の知名度での学歴だと思います。

大卒は無限の可能性


卒歴での学歴には、確かに選べる職業が制限されます。というのも、企業の総合職や一部の技術職では、大卒が条件になっているからです。


大卒が応募条件になっていたとしたら、高卒の人は応募すらできません。そのため、高卒の人は大卒の人に比べて選べる職業の幅が狭くなります。


しかし、あなたが仮に大卒であれば、大学に関係なく総合職であれば応募が可能です。つまり東大やFランに関係なく、JALや伊藤忠商事といった人気企業にも応募は可能です。

大卒であればどこの企業の総合職にも応募できます。そのため、Fラン大学出身でも、超人気企業から内定を獲得できる可能性はあります。


実際、私の大学は関関同立ぐらいの知名度でしたが、就職氷河期に伊藤忠商事に内定を貰った知り合いの先輩もいました。


無限の可能性を秘めているのが大卒です。

学歴フィルターの内情


学歴フィルターの存在について話します。

学歴フィルターってあるの?


学歴フィルターは存在するのかとよく聞かれますが、多くの企業で少なからず存在していると断言できます。


実際にトヨタ自動車や双日などの超大企業の総合職は、有名大学の学生で占められています。さらに東大卒だとしても東大枠で競争があります。


そのため、Fラン大学の文系学部卒の学生が、倍率1000倍を軽く超える超大手企業から内定を貰えるのはとても難しいのが現実です。

学歴フィルターを導入する理由


なんで超大企業に学歴フィルターが存在しているのかというと、ほとんどの学生が有名企業だからという理由で大量に応募するからです。


また仕事ができない人材だと発覚した場合、「高学歴だったから内定を出したんだ」と人事部長が言い訳できるメリットがあります。


しかし、実際のところ、超大企業の採用担当者は、東大や関関同立などの有名大学以外の学生も、優秀であれば本気で採用したいと考えています。


ただ、東大からFラン大学まで大量の学生が応募してくると、企業の採用担当者はパニックに陥ります。

採用担当者「全部のエントリーシート(以下:ES)を読んでいる時間がない・・・。そうだ高学歴の人は優秀な人が多い傾向があるから、関関同立・MARCH以下の学生のESは読むのやめよう!!」


学歴フィルターが誕生した瞬間です。


そのため、もしあなたが優秀で、企業が喉から手が出るほど欲しい人材だったとしても、関関同立・MARCH以下の大学だったら面接すらいけません。


超大手企業の場合、高学歴は優秀な学生が多いという理論に基づき、関関同立・MARCHを基準に学生を選別しているパターンが多いです。

学歴フィルターの種類


学歴フィルターの種類は大きく分けて3つあります。

・採用ターゲット校の学生は特別ルートで面接に進める。

・採用ターゲット校以外の学生はESの時点で落とす。

・採用ターゲット校の学生しか会社説明会に参加できない。


超有名企業の場合、大学3年生の夏や冬のインターンシップに参加した学生の中でも優秀な学生は特別ルートで面接に進めます。


実際に某有名企業に入社した学生のほとんどがインターンシップ参加者だった例もあります。またそのような場合、インターンシップに応募するときでも学歴フィルターがあります。


またインターンシップに参加した場合、優秀な学生であれば、後日リクルーター面談(リク面)に呼ばれます。そして面接を突破すると、いきなり最終面接に呼び出された学生もいます。


超有名企業の場合、ESをそもそも読まなかったり、パソコン上で会社説明会の予約を満席と表示させて出席できないようにしている場合も多いです。

東大生「わーい、○○銀行の会社説明会が空席で助かったー。」

Fラン大生「あれ、○○銀行の会社説明会の予約サイトに申し込もうとしたら、既に満席で表示されている・・・・、まだ初日なのにおかしいな・・・・」


ゆうちょ銀行が学歴フィルターで炎上したことで、このような例が明るみになりました。学歴によって説明会にも参加できないことがあるのが就職活動の怖いところです。

高学歴=優秀な人材の現実


高学歴=優秀な人材かと言われると、そうでもありません。


仕事ができない人で高学歴の人もいますし、高卒入社の人で若くして部長に上りつめたケースも見てきました。


ただ、高学歴の人のほうが、飲み込みの早さや臨機応変さに秀でている傾向があると感じるのも少なからずあります。


しかし、学歴が高かったとしても仕事ができるとは限らなく、仮に学歴が低かったとしても仕事ができない理由にはなりません。高学歴=仕事ができるという式は崩壊しています。


そうは言うものの、あなたが会社の中で高学歴であった場合、他の人よりも将来が期待されているはずです。なぜなら、多くの人が「高学歴だからきっと活躍できるだろう」と考えているからです。

学歴フィルターは突破するもの?


学歴フィルターとの正しい向き合い方についてお伝えします。

学歴フィルターとの向き合い方


基本的に超大手の外資以外は関関同立・MARCHの学生を学歴フィルターで落としたりしません。


学歴フィルターは、人数を絞るために、関関同立・MARCH以下の学生を落選させるために存在します。そのため、学歴フィルターを導入している企業を始めから受けないのも一つの手です。


また学歴フィルターを導入していても、企業によって大学の線引きがバラバラなのが現状です。そのため、関関同立・MARCH以下の学生だったとしても、学歴フィルターを突破できる可能性があります。


また関関同立・MARCHを学歴フィルターの線引きにしている企業は「就職四季報」の採用大学実績を見ればわかります。


もし仮に関関同立・MARCH以上の学生しか採用していないのであれば、関関同立・MARCH以下の学生は面接すらたどり着けない可能性が高くなります。


そのため、特に強いこだわりがないのであれば、他の企業にESを提出することをお勧めします。

学歴フィルターを突破できても


もし仮に無名大学生が学歴フィルターを突破して、超人気企業から内定を獲得したとしても、毎日充実して働けるかどうかは別です。


有名大学同士で仲良くなって、辛いときでもともに励まし合えたり、相談出来たりできる仲間がいる中、孤独を感じながら働く可能性もあります。


また派閥がある企業の場合、無名大学出身だとそもそも出世コースに入れない可能性が高くなり、同期との差に苦しめられます。


さらに高学歴=優秀な人材だと盲目的に考える上司であるならば、あなたのことを面白くないと感じる可能性もあり、仕事をするうえで支障をきたす可能性があります。

無名大学生は超人気企業はやめとけ


結論から言うと、無名大学生は超人気企業を受けるのはオススメしません。


超人気企業から内定を貰うのは想像を絶するほど難しく、仮に入社できたとしても、自分が毎日充実して働ける可能性も低くなります。

「あーあ、せっかく入社できたのに、派閥にも入れない・・・。なんか周りの同期が高学歴すぎて自分だけ浮いている・・・。」


このようなことが実際に起きている以上、無名大学生は超人気企業ではない企業に挑戦するべきだといえます。


超有名企業から内定を貰わなければいけないわけでもありません。入社した後のことも考えて就職活動をするのが一番の就職活動成功の近道です。